アレルギー疾患の診断と治療(アレルギー専門医)
■アレルギー疾患の治療には詳しい病歴(患者さん自身の病気や症状の経過)が大切です。住まいや仕事場などの生活環境、家族構成、お子様では出生や保育時の事柄なども参考になります。問診票に記載をお願いします。
■様々な治療薬を揃えております。各種抗ヒスタミン剤・抗アレルギー剤・漢方エキス剤の内服薬。喘息に対するステロイド吸入薬・交感神経作動薬吸入薬・抗アレルギー吸入薬。皮膚に対する保湿剤・各種ステロイド軟膏。各種点鼻薬・点眼薬。
■医師が良いと思った薬と患者さん自身が良いと感じられる薬にはギャップがあるものです。感じたままを遠慮なくお聞かせ下さい。 よくある質問
■春先に発生しますスギ・ヒノキ花粉症につきましては鼻粘膜の観察・鼻汁好酸球検査の後に処方をいたします。花粉シーズン終了後に他の花粉にアレルギーがないかを調べることが可能です。特定された原因を避けることが症状の発症の第一の治療ですが、それが不可能な時はアレルゲン免疫療法(減感作療法)が根治療法となります。平成26年度にはスギ花粉に対する舌下免疫治療が保険適応となる見込みでおります。
舌下免疫療法:アレルギー学会 鳥居薬品
■いろいろなアレルギーの原因抗原を確定するのは難しいものです。血液検査による抗原特異的IgEの検索、プリックテスト・スクラッチテストやパッチテストなどの皮膚テストが可能です。
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